スライム作りは研究?それとも工作?どっちになるのかな?
1年生は研究も工作も厳密にわけなくても大丈夫よ。興味を持って取り組むことが大切!
自由研究って結構悩みませんか?
小学一年生だと、「どんなことならできるのか」「これは研究なのか」など、私もいろいろ悩みました。
思い切って担任の先生にも聞いてみたところ、「1年生は厳密に研究と工作を分けないので大丈夫です。興味を持って何かに取り組んでくれればいいんですよ!」
と、言っていただけたので、面白そうで、簡単にできそうなものはやってみようということにしました。
今回は子供のころよく学童イベントで作ったスライムを我が子とも作ってみたくなったので、自由研究として作ってみることにしました。
子供の感想や考察なども載せますので、自由研究の参考にしてください。
この記事では
- 普通のスライムと違うところ
- 実験のまとめ方
ふわふわスライムとは
昔よく作っていた透明なゼリー状のものとは違う、ふわふわ触感でまるで雲を触っているようなスライムです。
作る材料がゼリー状のスライムと少し違い気泡を含ませるためふわふわとした触感になるスライムです。
用意するもの
- プラスチック容器☆
- 計量カップ(無くてもOK)☆
- かき混ぜる用の割りばし(写真に入れ忘れました)☆
- 合成洗濯のり(PVA)☆
- 木工用ボンド☆
- シェービングフォーム
- 泡ハンドソープ(写真に入れ忘れました)☆
- ホウ砂(ホウ砂水用の小さなボトルがあると便利)☆
<☆は100均でも購入できるものです>
実験の手順
スライムの素をつくる
合成洗濯のりをプラスチック容器に入れる
合成洗濯のりを150mlを計量カップで測り、プラスチック容器に移し入れました。
※今回は計量カップで測りましたが、特に量らなくても作れました。
他の材料を混ぜると出来上がりの量が多くなるので、あまり作りたくない方は50cc~100ccくらいでいいです。
木工用ボンドを入れる
プラスチック容器に木工用ボンドを合成洗濯のりの3分の1の量を入れます。目分量で大丈夫です。
よく混ざるように割りばしでしっかり混ぜます。
シェービングフォームと泡ハンドソープを入れる
プラスチック容器にシェービングフォームを合成洗濯のりと同量程度入れます。そこに泡ハンドソープを3プッシュ入れたら割りばしでよく混ぜます。
シェービングフォームと泡ハンドソープの気泡が、スライムをふわふわにする秘密!
スライムの素を固めてスライムにする
ホウ砂水を作る
紙コップやプリンカップなどの容器に、ぬるま湯を50ml、ホウ砂を約4グラム入れて溶かす。
ホウ砂水をスライムの素に少しずつ入れて混ぜる
ホウ砂水を少しずつスライムの素にいれてよくかき混ぜる。
固まり始めは混ぜやすいですが、いい具合にネバネバしてくると結構混ぜるのが大変になります!
ネバネバが強くなってきたら、スライムの素がプラスチック容器から剥がれるくらいに固まるまで少しずつホウ砂水を足していきます。
ホウ砂水の量は適当で大丈夫でした。最初は大胆に入れてかき混ぜてみてください。
混ぜるホウ砂水の量でスライムのトロトロ具合が変わります。スライムがまとまったらあとはお好みの感触を探してみてください!
完成!
真っ白なふわふわスライムができあがりました!
はじめて作ってみましたが、準備から完成まで30分くらいでできちゃいました!
スライムの素がホウ砂水でまとまり始めると粘り気がでて混ぜるのが大変で、最後は私が混ぜました。
予想・感想
わかったこと
ゼリー状のスライムの材料は「合成洗濯のり(PVA)」「ホウ砂水」を混ぜ合わせるだけなので、ふわふわスライムの材料のシェービングフォームや泡ハンドソープがふわふわになるために必要な材料だとわかりました。
調べても、木工用ボンドを入れる明確な理由はわかりませんでしたが、木工用ボンドを入れるとモチモチ感が上がるらしいです。
(知っている方がいらっしゃれば、ご教授お願い致します。)
またスライムになる原理は結構難しく、小学一年生には難しかったです。
簡単にイメージをお伝えすると、
合成洗濯のり(PVA)を構成している分子をホウ砂水の分子が強く引っ付けたり、弱く引っ付けたりするようです。
結合が強くなったり弱くなったりするので、まとめたりびよ~んと伸びたりすることができるようになるそうです。
なぜそんなことができるようになるのかは、まだ解明されていないようですが、簡単なイメージはそんな感じでした。
実験のまとめ方
次のことにつてまとめましょう。
- 作ろうと思った理由
- 実験の方法
- わかったこと、感じたこと
スライムを作ろうと思ったきっかけを元に実験を行いうので、これはしっかりとまとめに入れてください。実験の様子を写真で記録しておくと実験の手順をわかりやすく記載できます。
実験をした結果からわかったこと、気づいたことを書きます。
例えば、スライムの実験で言うと、『ホウ砂水の入れる量によってスライムの硬さを変えられる。ことがわかった』など。
自由研究なのでやってみた感想や関連した実験を次回やってみたいなども書くといいです。
おまけ
合成洗濯のり(PVA)にアリエールやボールドなど一部の洗剤を混ぜることでも同じようにスライムができるようです!
洗濯に使用できる=人体への影響が少ないものだけで実験ができるのは嬉しいですね!
ちなみに、アリエールやボールドでも構成成分に『ホウ酸』と言う安定剤が入っていないと合成洗濯のり(PVA)をスライムにすることはできないので、実験をする際は、成分表(ネットでも調べられます)を確かめてから挑戦してみてください!
学校で使っている水性絵具で簡単に色付けもできるので、ぜひいろんないろのスライムをつくってみてください!
スライムの保存方法
そのまま置いておくと乾燥したり伸びて広がってしまうので、ガラス容器に入れることにしました。
作成した次の日に観察してみると、ラップを蓋代わりにしたスライムは、表面に気泡がたくさん出ていて、体積が半分くらいになっていました。シェービングフォームや泡ハンドソープに含まれていた気泡が抜けて、小さくなってしまったようです。触感もふわふわではなく普通のスライムになっていました。
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