小学1年生(男子)でもできる自由研究で良いアイデアないかな?
忙しい親御さんには、朝顔観察がおすすめ!
小学一年生になった夏の風物詩と言えば、朝顔の観察ではないでしょうか!
私の長男も今年一年生になり、学校で大切に育てた朝顔を持って帰ってきました。
私が小学一年生の時は昆虫採取に夢中で全く水やりをしなかったので、夏休み最後の日に母が、枯れ切った朝顔に水をあげ、観察日記はもちろん何も描けませんでした。
ですが、息子は毎朝「今日は何個お花咲いたかな?」「どんな朝顔が咲いたかな?」と熱心に観察するのが日課になりました。
そんな朝顔ですが、自由研究にぴったりの材料なんです。学校からせっかく持ち帰った朝顔を、自由研究の材料にできれば一石二鳥ですよね。
この記事では…
・小学1年生でもできる朝顔の観察方法
・朝顔観察のポイントと自由研究のまとめ方
自由研究のアイデアに困っている親御さんに向けてまとめていきますね。
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小学生にとって朝顔の栽培は難しい?
植物を育てるのって鉢植え買って、土入れて、肥料あげて、水あげて・・・
なんかすごく大変そう。
って思っていたのですが、学校の授業で植えて芽が出てある程度成長したのを持って帰ってくるので、あとは毎日朝・夕の涼しくなった時間にたっぷりお水をあげるだけ!
お仕事で忙しい保護者の方も、朝夕の数分間、お子様と一緒に水をあげるのを楽しんでください!
朝顔の観察方法
- 毎日同じ時間に観察する(朝と夕の2回観察できると変化を見つけやすい)
- 同じ視点から観察する
- 葉や花の数、大きさや形を記録する
時間による変化や、花それぞれの個体差などを観察してみましょう。
朝顔観察のポイント
- 花の色
- つるの色の違いと花の色
- つぼみのねじれる向き
- 花とつぼみの色の違い
- 種の色や形、数を観察する
- 明日は何輪咲くかつぼみ数で予想する
同じように見える花やつぼみや種をじっくり観察していろいろな法則を見つけてみましょう。
観察の楽しみ方
観察の楽しみ方もご紹介します。私の自宅の朝顔で観察できた様子です。
朝顔観察の楽しみ:すぐに咲いてくれる
夏休み少し前に持ち帰ってきたばかりの朝顔は、まだ葉とツルだけでした。「本当に咲くんかな?」なんてちょっと疑いながら毎日せっせとお水をあげていたら10日くらいしたら、なんと咲いてました!
そうなんです、夏休みに入って結構すぐにお花の観察をスタートできるんです。これも朝顔観察が自由研究に向いている理由の一つです。
朝顔観察の楽しみ:違う色が咲く
長男の通う学校では2種類の種が混じっていたようで、夏休みに入って10日ほどたったある日、シャッターを開けるとビックリ!
思わず「わあああああ♪」と声が出てしまうほど鮮やかなブルーの朝顔が咲いていました!
初めは左の写真のようにパープルの朝顔だけがずっと咲いていたので嬉しい驚きでした!
つるの色の違いに注目すると花の色と関係があるかも!?
朝顔観察の楽しみ:たくさん咲く
1度咲き始めた朝顔は日に日に咲く数が増えていきました。
最も多い日でパープルとブルーを併せて18輪がこの小さなプランターに咲いてくれました!
息子も日ごとに増えていく花を毎日嬉しそうに眺めていました。
前日の夕方につぼみの数と次の日の花の数は同じか観察してみるのもいいですよ!
朝顔観察の楽しみ:これはなんだ?
ある日咲いた朝顔。
最初はとってもビックリしましたが、「はっ!」としました。
「虫に食べられた!」と気づきました。
つぼみの時に穴が開いていたら要注意!中でイモムシがお食事してます。
目を凝らして観察しているとこうなる前に見つけられるかも!
次の写真に犯人がいます、ぜひ探してみてください。
答えは最後に。
朝顔観察の楽しみ:朝顔の日焼け?
これは夕方に撮影した朝顔です。この朝顔はパープルの朝顔ではなくブルーの朝顔です。写真の花びらの青い部分の色が本来の色なんです。
こちらはパープルの朝顔です。色がピンクになってしまっています。
朝の水やりでは、ブルーもパープルもとっても鮮やかな色をしていたのに、夕方の水やりでこんなにも色が変わっていしまっていたのでとても驚きました。
つぼみのとき、花が開いたとき、花がしぼんだときの色の違いをよく観察してみましょう。
朝顔観察の楽しみ:種の採取
朝顔の開花のピークを越えて、8月も中盤になると毎日数輪の朝顔が咲いていますが、少しずつ種もできてきました。
この茶色の丸いボール状の房の中に黒くて米粒サイズの硬めの種子が多くて6つ入っています。
どの房にいくつ種が入っているのか一つ一つ観察したり、花の色の違いに種の色や形の違いはあるのか観察してみましょう。
種を乾燥させて保存し、来年の楽しみができました。
息子の学校ではこれを来年の1年生に授業とは別でプレゼントしているようです。大切に育てた自分の朝顔の種を次の子供たちにプレゼントできるのは嬉しいですね!
まとめ方
毎日の観察結果をもとにまとめてみましょう。
- きっかけ
- 観察方法(観察期間や観察時間なども記載する)
- 観察結果(花の色や数や形、つるの色や巻き付く方向など)
- わかったこと(つぼみは全部左向きにねじれている、つるの色と花の色の関係など)
- 感想
これらについて、子供と一緒にまとめるといいですね!
さいごに
子供の学校の課題でしかなかった朝顔の観察ですが、育ててみると面白い発見がたくさんありました。小学一年生だと昆虫が好きな子も多いと思います。
一方、保護者の方は昆虫が苦手な方、多くないでしょうか?
朝顔も生物です。
もし、昆虫の飼育観察が苦手でも、朝顔を栽培し育てることも立派な生物観察だと言えると思います。
しっかり水をあげて面倒を見てあげれば立派に花を咲かせ、逆に世話を怠ると枯れてしまいます。
生物を大切に育てるという心を育むきっかけに朝顔観察はうってつけだと思います。
ぜひお子様と一緒に朝夕の朝顔観察を楽しんでみてください!
答え合わせ
イモムシちゃんが美味しく花を食べてしまっていたようです。ちょっとかわいそうですが、よそにいってもらいました。
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